出会いは8月5日、たった一通のメッセージから始まった
去年の8月4日、寝る前にふと、出会い系サイトの募集掲示板に投稿しました。
「月に1〜2回会える相手を探しています」──そんな短い一文を残して眠りにつきました。
翌朝、目を覚ますと今の彼女から返信が。
胸が高鳴るようなワクワクと、何が始まるのか分からない不安とが入り混じる感覚。
彼女は僕の日記や呟きから人柄を感じ取り、少し信用してくれていたようです。
やり取りを重ね、その日のうちにLINEを交換しました。
この瞬間から、僕の毎日は変わり始めました。
初めての出会いと小さな運命
初めて会った日、二人で缶コーヒーを買った自販機で“当たり”が出ました。
それがまるで運命のサインのように思えて、嬉しくて笑ったのを覚えています。
その日、次の約束をして別れた後も、僕らの距離はどんどん縮まっていきました。
月に2〜3回、都合が合えば必ず会う日々が続きました。
深まっていく関係と彼女の素顔
仲が深まるにつれて、彼女はいろんなことを話してくれるようになりました。
過去の恋愛や、身体のコンプレックスのこと。
時にはショックを受ける話もあったけれど、それも含めて彼女を受け入れてきました。
資格試験が終わったときには、お疲れ様会として、彼女の地元では食べられないご当地グルメを一緒に楽しみました。
その時の「美味しい!」という笑顔は今も忘れられません。
季節ごとの思い出と揺れた心
冬には二人でクリスマスを過ごしました。
年明けには少し心が揺れる出来事もありました。
彼女と昔関係のあった人が、出会い系サイトに当時の写真を公開していたのです。
「彼女が晒されてるのは嫌だから、すぐに削除してくれ」とお願いすると、相手はすぐに応じてくれました。
それでも、その事実を受け入れるまでには1週間かかりました。
けれど仲直りした後は、何事もなかったように笑い合える日常に戻りました。
初めてのお泊まりと新しい時間
初めて迎える彼女の誕生日は、初めてのお泊まりでした。
僕の町で、風の強い日にお気に入りの居酒屋へ行き、その後には大胆にも行きつけの店にも連れて行きました。
5月からは、一緒に映画を観る時間も増えました。
ただ会うだけではなく、共有する時間の幅が広がっていきました。
そして、今日で一年
あっという間に過ぎた一年。
出会った日の不安と期待は、今では安心感と信頼に変わりました。
月に数回しか会えないけれど、その分一つひとつの時間が濃く、かけがえのない思い出になっています。
これからも、彼女と過ごす日々が少しずつ積み重なっていくことを願いながら──。