こんにちわ、わっさんです。
この記事は、【Jメール体験談】2歳年下の既婚者さんと知り合ったの続きです。
Jメールで知り合ったお相手は、性的DVを受けています。
このお相手が受けた性的DVについての認識と、それがきっかけで仕事おわりに会いに行った時のことを書いています。
性的DVとは
性的DVとはその名の通り、家庭内で行われる性的な暴力のことです。
内閣府では、DVの類型として「性的なもの」を次のように挙げています。
嫌がっているのに性的行為を強要する、中絶を強要する、避妊に協力しないといったもの。
内閣府「暴力の形態」
夫婦間の性交であっても、刑法第177条の強制性交等罪に当たる場合があります(夫婦だからといって、暴行・脅迫を用いた性交が許されるわけではありません)。
そして「性的なもの」として次の事例を挙げています。
いやな時も強要されて、辛かった。避妊をしてくれないので、ピルを内緒でもらって飲むようにしていました。それでも妊娠して、私が「産みたい」と言った時に、私のお腹をたたいて「堕ろせ」と言われて・・・。その時に、「もうだめだ」と思いました。そして、子どもを堕ろしてすぐに、セックスを強要してきました。(20代)
疲れていた時に、無理やりやられた時に、いやがっているというのが相手に伝わってしまい、その後、かなり「素っ裸のまま殴る、ける」をされたことがありました。(30代)
性的なものの頻度がとても高くて、時を構わず言ってきました。そうすると私は何か自己評価が下がってしまうんです。拒絶するとまた暴力が起こるし、暴力を振るわれるのはいやだから、「自分はいやでもそれに従わなくちゃいけない」というのが、それはもう辛くて。(50代)
避妊具をつけることをすごくいやがったんですね。ですからアブノーマルっていうんですか、そういうことを強要する。「肛門のほうに入れれば、妊娠しないだろう」というようなことを、すごく強要しました。(30代)
「性的な行為というのは、男の思い通りだ」と。「男の言うことを、妻は聞くもんだ」という概念が、こびりついている人ですから。自分がいやな避妊の用具は使わない。(60代)
内閣府「暴力の事例」
お相手が受けた性的DV
冒頭でも書きましたけど、お相手は性的DVを受けていました。
その具体例を挙げながら、僕の個人的な考えを合わせて書きます。
セックスを強要される
お相手は、旦那にセックスを強要されます。
お相手の心身の準備は旦那にとって関係なく、旦那の一方的な流れのようです。
もはや、お相手にとっては苦痛としか言いようがありません。
首を絞められる
お相手が話してくれたのは、「首を絞められる」という行為。
現実として、そういう行為を楽しむカップルはいます。
でも、それはあくまでお相手にM気質があって、同意がある場合にこそ楽しめるもの。
お相手は、M気質は強くなく、ただ苦しいだけ。
しかも、嫌いな旦那にされているので、苦痛でしかない。
旦那は「俺の性癖」と言ってしてくるそうです。
お相手が性的DVを受ける、そしてそれをきっかけに会いに行く
ある朝、お相手からメッセージが。
子供達が学校に行った後、無理やりヤられてしまいました。
押さえつけられた所が痛いです
その日はお相手も旦那も休みらしく、朝から行為を強要されたとのこと。
朝から心を痛めました。
その時のツイートがこれ
そんなことをされてから、旦那と一緒にいるのはどんなに嫌だったことだろうか。
しかも、次の日も休みが一緒という、お相手にとっては嫌でしかない。
いつ、癒しに来てくれますか?😢
とメッセージを送ってくるお相手、早めに行きたかった。
仕事帰りに会いに行く
そんな嫌な日から数日後、僕に自由な時間ができることになった。
僕以外の家族が、妻の友達と泊まりに行くという。
そのことを、お相手に伝えた
〇〇日、10分だけでも外に出れる?
っていうのは、その日、僕に自由な時間ができることになって、仕事上がりに会いに行けそうなんだ。
はい、口実を作って出ます。
でも、そのためだけにこっちに来るんですか?
そうだよ。
お相手が住んでいる場所は、僕が住んでいる場所から車で1時間ほど。
その日の仕事の状況を考えて、使える時間は移動時間も含めて2時間30分。
移動に往復2時間かかると考えると、会える時間は30分。
予定通り行けば、仕事が遅くなったことを口実にしても不自然なく済む。
そう考えて提案したのだけれど
そのためだけに来てもらうのは申し訳ないです。
それに、今の私にはわっさんを癒せません。
ご自愛ください。
と、お相手に気をつかわせてしまった。
でも、僕も会いたかったので
もし、貴女が気を遣って癒されないなら、俺は行かないよ。
でも、少しの時間でも会うことで貴女が癒されるんなら、俺も癒されるんだよ。
とメッセージを送ったら
恥ずかしい、想像しちゃった🫂
と、否定しないメッセージが来たので会いに行くことになった。
場所はどこにしますか?
お任せします。
まあ、少しだけ会うだけだから、どこかの公園で十分ではないだろうか?
じゃ、〇〇公園なんかはどう?
と提案すると
〇〇公園、よくわかりません💦
ペタペタしたいので、🏨はどうですか?
Σ(,,ºΔº,,*)ナッ!?ナンダト!?
ホテルか〜、いや、嬉しいなあ。
確かに、人目を気にせず、ペタペタ出来るしなあ。
セックスしたい、だけど、帰る時間が遅くなると怪しまれるしなあ。
どうせするなら、大事にしたいしなあ。
だけど、ここで俺からセックスに誘ったら、他の男と同じだしなあ。
と、色々な考えが頭の中で入り混じって、何がベストな答えなのか分からない。
一緒に居れる時間は短いけど、人目を気にせずにペタペタ出来るのは嬉しいから、ホテルに一緒に入ることにした。
ホテルに入るとしばらくしてから。。。
そのホテルはビル型ホテルのため、お互いに別々に来ても車を停めれるので、現地集合にした。
フロントに向かうと、お相手の姿があった。
軽く挨拶をして、2人で部屋を選び、2人で入った。
部屋に入ってから、ソファに座ると、お相手が
これ、お茶どうぞ♪
と、買ってきてくれたお茶を渡してくれた。
こういう、ちょっとした気配りがとても嬉しい。
少し話をすると、突然、お相手が
今日、暑かったので、ちょっとシャワーを浴びてきてもいいですか?
と聞いてきたので、
どうぞ♪
俺のことは気にせずに
と答えると、お相手はシャワールームの方へ。
SNSではセックスのことに全く触れていなかったけど、お相手はする気なのだろうか?
だとしても、時間が無いしな。。。
どうしたらいいんだろう?
僕はこんな雰囲気で「察する」ということが本当に苦手。
他の人でも、会う前にセックスするかしないか決めてから会っていたので、こういう”匂わせ”があった時にどうしていいか分からない。
とにかく、お相手のシャワーが終わるのを待っていた。
シャワーを終えて出てきたお相手は、肩までの長さの髪を1つに結び、今まで着ていた服を丁寧に畳んで両手に持ち、バスローブ姿で出てきた。
バスローブの隙間からブラが見える、悩ましい。
お相手がソファに座って落ち着いたところで
おいで
とお相手の肩に手を振れ、そのまま抱き寄せ
嫌だったね
とハグをした。
お相手は緊張していたのか、少々体を硬らせていたが、嫌がる様子を見せなかった。
この時、僕は普段着のままお相手と接していたけど、お相手がバスローブで僕が普段着なのはちょっとミスマッチだし、お相手に気を遣わせるかなと思い
俺もバスローブに着替えてこようかな
と言い出して、バスローブに着替えた。
お互いにバスローブ姿なのにソファに座って話しているのも勿体無いと思って、ベッドの方を指差して
あっちに行こうか?
と、誘ってみた。
ソファで抱きしめるのは2人の間に距離が生まれて寂しい。
ベッドなら腕枕もできるし、密着できて、お相手を癒せる。
お相手は、まだ緊張していて動かなかったので、僕が布団をめくって誘った。
お相手は来てくれて、2人でベッドに横たわり、腕枕に誘った。
テレビが付いていると見ちゃうよね
そういうと、お相手はテレビを消し、照明まで暗くし始めた。
あ、いや、これって「しよう」っていう意思表示!?
僕は困惑し始めたけど、今日は抱きしめに来ただけ。
そう思って、お相手を抱きしめていた。
抱きしめながら色々な話をした。
お相手の旦那さんのこと、マッチングサイトで知り合った男の人のこと、僕の妻のこと、僕が過去に出会った女性のこと。
お相手の良い匂いで癒されながら話をしている時間は、とても心地のいいものだった。
ただ、マッチングサイトで知り合った男性と今も続いているのか、聞けなかった。
そこは正直、とても気になるところだった。
お相手は顔が小さく、スタイルも歳の割には全然いい。
マッチングサイトのプロフに顔が分かるような画像を載せている。
利用目的に「浮気・不倫」「セックスフレンド」を挙げている。
男性側からすれば、「お宝物件」のようなお相手を絶対に放っておかない。
お相手からも、他の人とのやりとりを絶っているような発言はない。
俺だけ真面目に思うのも、何か悲しい
お相手からも「俺だけ」っていう気持ちが欲しい
「癒される」っていうポジティブな感情と、「遊び相手にされているかも」というネガティブな感情が入り混じった時間でもあった。
思わず
抱きしめながら向かい合って話していると、お相手の微笑む顔が堪らなかった。
「今日は抱きしめるだけ、お相手を癒すだけ」と自分に言い聞かせていたけど、お相手の可愛い笑顔、良い匂い、バスローブの隙間から見える下着、理性が効かなくなってきていた。
お相手もどこか同じ衝動に駆られたみたいで
私も我慢できなくなってきた!
と、僕のバスローブと着ていたノースリーブの下着を脱がしてしまった。
僕も我慢できなくなって、お相手の上に乗ってしまった。
恥じらいが混じった笑顔に引き込まれるように、お相手の意思を確認することなく唇を重ねてしまった。
お相手もそれに応えてくれた。
この日、1番の幸せだった。
そんな幸せの時間も、僕の帰る時間のせいで終わりが来てしまった。
予定の時間から1時間半ほど長引いてしまったので
本当はもう少し一緒に居たいけど、帰るよ
とお相手に告げた。
どこか寂しげな表情を浮かべてくれたのが、また僕の裾を引いた。
帰り際のこと
帰り支度をしている時のこと。
お相手がスマホのチェックをし始めた。
スマホに写っていたのは、僕との連絡に利用しているSNSアプリだった。
その画面には、トークルーム一覧が表示されていた。
トークルーム一覧には僕を含めて似たようなアイコンが4つくらい確認できた。
「〇〇なら交換できます」とマッチングサイトのプロフに書かれていたから、他のアイコンはそこで知り合った男性だと思えた。
他の男の人とはまだ連絡をとっているんだ。。。
この時点で、お相手にとって僕はまだ「一度味見してフェードアウトしていく他の男」と同等だ、と思えて寂しくなった。
そりゃそうだよな。
こんなお宝物件のような女性が、住みが遠くて、こんな薄毛を隠すようにボウズにしているオッサンだけを見るはずがない。
それよりも、僕よりも髪の毛があって、気軽に会える男性をキープしている方がメリットあるよな。
と思えて、ちょっと切なくなった。
帰宅後
家まで1時間ほどかかる帰路の途中、妻から何度も着信があったが出なかった。
と同時に、会っていた時に何度か旦那さんから着信があったお相手を心配した。
家に着いてから、お相手に
今日はありがとう。
今、家に着いたよ。
あの後、旦那さんには何も言われなかった?
と送ると、お相手からは
こっちは何とか大丈夫でした💦
わっさんの方は大丈夫でしたか?
と返ってきたので
こっちも何とかなったよ。
と返し、眠りにつきました。
初めて会った時から、スタイルが良くて、どこか幼さが感じられる顔立ち、普通に話ができて、癒してあげたいと思わせるお相手さんに惹かれていた。
お相手さんがこんな僕に癒しを求めていて、会って一緒の時間を過ごして「癒された」と言ってもらえたのは嬉しかったが、僕がオンリーワンではないことを改めて気付かされた。
お相手に一歩近づいて、半歩退いた、そんな日だった。