昨年から、ツイッターである男性とDMにてやりとりをしていました。
その男性は今、お付き合いしている彼女が情緒不安定で、一緒にいることでとても疲弊している様子なので心配しています。
その方のツイートを見ていると、なんだか昔の僕を思い出しました。
その昔、僕の妻も同じでした。
情緒不安定で、自分のやり方・思い通りに行かないと怒り、泣き、わめいてました。
僕は疲れながらも、「彼女(当時の妻)には僕しかいない」と思って、弱音を吐かずに優しく包んであげるのが務めだと勘違いしてました。
勘違いしたまま関係を続けた結果、僕はいつの間にか鬱になっていました。
100%妻が原因ではありませんが、半分以上は鬱の原因になっていたと思います。
それから結婚し、今がある訳ですが、今も疲れているかというと全くそうではありません。
妻は今でも情緒不安定な方で、喧嘩は多いですが、僕は精神的に疲れることはありません。
むしろ、前よりも自分が強くなり、その結果、妻との関係は付き合っていた頃よりは良いと思います、以前嫌いではありますけどw
僕は、この「自分が楽な気持ちで情緒不安定な彼女と一緒にいる方法」をぜひ、「ある男性」に伝えたいし、同じような悩みを持つ男性に知って欲しいので、この記事を書くことにしました。
情緒不安定な彼女とあなたが上手に付き合う方法
「情緒不安定な彼女と上手に付き合う方法」とググると、ほとんどのサイトでは彼女に寄り添っていくことを紹介していますが、僕は正直、正論であって違うと思っています。
なぜなら、そんなことをしていては、彼女と付き合うあなたがどんどん疲弊するからです。
だって、彼女が努力するべきことは一つも書いていないんですもの。
関係は改善すると思うけど、お付き合いをして疲れているあなたがもっと頑張らなきゃいけないようなことが書かれているような気がして。
昔の僕がそのサイトを見ても、一般論的すぎて、自分には合わないと思ってしまいます。
情緒不安定な彼女と上手に付き合う方法、それは、あなた自身をもっと大切にするということなんです。
そして、あなた自身のことを彼女に嫌でも分かってもらうことが、上手な付き合い方だと思います。
今から、経験から培ったその方法を紹介していきますね。
日常の接し方
否定はしない
否定はしちゃだめです。
否定はね、誰だってされたら気分が悪いです。
それに、日頃から情緒不安定な彼女は、自己肯定感が低いし、傷つきやすいんです。
よく、僕の妻は自分のことを「ガラスのハート」って言ってたくらいです。
否定は絶対にしないようにしましょう。
過度の機嫌取りはしない
もし、ちょっとしたことで彼女が怒ったり、拗ねたりしても、過度の機嫌取りはしない方が良いです。
彼女は自分の思い通りにならなかったり、あなたのやり方が自分のやり方と違ったりするとすぐに怒ったり、拗ねます。
でも、思い通りにならないことや自分と他人のやり方が違うことって世の中溢れています。
それに、彼女が知ってて貴方が知らないことを怒られたとしても、あなたにしてみれば「じゃ、始めに教えてくれよ」と思うのが当たり前です。
だから、軽く謝るけど後は「悪気は無いんだ、分かってくれよー」で済ませましょ。
ただし、世間一般から見て、あなたが悪いと思われる時はこの限りではありませんからね^^;
考えは「言葉を選んで」言う
思ったことがあったり、彼女から相談を受けたら、あなたの考えを言葉を選んではっきりと言うと良いですよ。
相手の意見が自分の価値観と違う場合は「僕は〇〇と思う」と、言葉を変えて伝えるようにしてくださいね。
良いと思った時は「褒める」
情緒不安定な彼女にとって「褒め言葉」って、とても支えになります。
元々低い自己肯定感を上げますからね。
良いと思ったことは、「良いねー♪」と褒めてあげてください。
情緒不安定な彼女と口論になった時の対処法
昔から「口では女に勝てない」とよく言われてきたものですが、情緒不安定な彼女は本当に口が達者で、口論になると押し切られてしまいますよね。
口論になると「嫌」「うんざり」「めんどくさい」気持ちがあなたの中に生まれて適当にあしらおうとしたり、彼女が怖くて嫌われたくなくて言い返せず、我慢して彼女の言うことを全て受け止めようとしますよね。
うんうん、わかります、その気持ち。
でも、それって、お互いのためにならないんです。
なぜなら、あなたが我慢することでストレスが溜まってあなたが壊れていくし、壊れることであなたを失うから、彼女にとっても辛いんです。
お互いにずっと一緒にいるためには、口論を通じて「あなた」という人をきちんと彼女に知ってもらわなければいけないんですよ。
そのための口論になった時の対処法を紹介します。
声はなるべく荒げない
口論では感情が高ぶるので、結構難しいとは思うんですけど、極力、声は荒げないようにします。
声を荒げると、臆病な彼女の反発心はどんどん高まって、相手も声を荒げたりするので収集がつかなくなります。
怒りながらも大声を出さない口論を目指しますw
言葉は選んで、「余計な一言」は使わない
口論になっても、言葉は選んで使いましょうね。
情緒不安定な彼女は敏感でもあるので、言葉遣い一つ間違えるだけで炎上します。
それから口論中ですので、余計な一言は使わないようにします。
余計な一言とはあなたも言われたらムカっと来るような言葉です。
小学生が言うような言葉なんかはご法度ですからね、気をつけましょう。
「とことん反論する」癖をつける
先ずは、とことん反論する癖をつけてください。
情緒不安定な彼女と付き合って、疲れているあなたはとても優しい人だと思うんです。
だから、日頃、口論になっても、あなたはきっと程々の反論しかしていなくて、大抵は自分から”折れて”しまってると思うんです。
この「折れる」って、一見優しい行為に見えるけど、情緒不安定な彼女にとっては良いことじゃないんです。
たまたま情緒不安定な女性との喧嘩でなだめる為に「折れる」なら、優しくて良いことだと思います。
でも、いつも情緒不安定な彼女との喧嘩で「折れる」と言うことは、あなたが気持ちに無理をすることになりますし、そんな無理をさせる彼女をどんどん嫌いにさせるからです。
だから、先ずはその「折れる」癖をやめてみましょう。
僕は、これを直しただけでも、半分、気持ちが楽になりました。
論破する癖をつける
反論できるようになったら、次は、論破する癖をつけていきましょう。
論破って、結構難しいと思いがちですが、自分の考えを盾に相手のおかしいところを指摘していけば良いんです。
論破は、相手を打ち負かすのではなく、相手の考え方がおかしいことを理解してもらうためですからね、間違えないようにしましょう。
自分に対する不公平はとことん問い詰める
ここで言う「自分に対する不公平」とは、彼女の「自分に優しく、あなたに厳しい事」「あなたに対する過度の甘え」のことを言っていますよ。
例えば、こんなこと、ありませんか?
・彼女は片付けが下手なのに、ちょっとでも部屋が散らかっているとあなたが文句を言われる
・自分は彼女に対してあまり要求しないのに、彼女のあなたへの要求度が高い
こう言うことが原因で、口論になった時には徹底抗戦しますよ。
「あなたはどうなんだ?人に物を言えるほど片付けられているのか?」
「どうして俺が、何でもかんでも言うことを聞かなきゃいけないの?」
から始まり、その理由を問い詰めてみてください。
そこからは「どうして?どうして?」と、あなたが自分で納得いくまで彼女に理由を問い詰めてみてください。
「そんなこと、言えないよ」
と思うかもしれません。
でも、これはお互いのためなんです、勇気を持ってやってみてください。
あなたの精神的負担を軽くすること、彼女にあなたのことをもっと知ってもらうためです、がんばりましょう。
どうしても分かってもらえない時は
どうしても分かってもらえない時には、「気持ちを離していくこと」を宣言してみてください。
そう言わないと、あなたが壊れていきますよ。
あなたもどこかでそうしたいって気持ちありますよね?
それを彼女に伝えてください。
確かにね、彼女にとっては酷なことです。
でも、世の中、理解しあえないもの同士は離れていくのが当たり前です。
自分のことを分かってもらえないんだったら、気持ちを離すくらいの事をしたり、言ったりして良いんです。
それくらい、あなたが自分のことを大事にしたって良いんですよ。
彼女はそれを言われた瞬間、謝るか、意地を張ってあなたが気持ちを離すことを受け入れるでしょう。
意地を張って受け入れたとしても、冷静になった時、きっとあなたを求めてくるでしょう。
その時は「彼女に理解してもらった上で関係を続けるか」「本当に別れてしまう」どちらかを選んでください。
まとめ
情緒不安定な彼女と上手に付き合うには、彼女を尊重しながらもあなたが気持ちに無理をすることなく、自分を大事にすることが大事なんです。
お互いにバランスを取り合うことが大事ですし、それを彼女に分かってもらうことでお二人の関係が良いものに変わっていきます。
この記事で挙げた方法は、あくまで僕個人の経験を踏まえた方法であって、彼女の状況やあなたの性格が当てはまるかどうかは分かりません。
でも、この記事を読んでいると言う事は、きっと疲弊しているはずです。
勇気を持ってやってみれば、変わることは多々あります。頑張ってみましょう。
最後に
密かに、この記事は嫁と結婚する前の”僕”に向けて書いた記事でもあるような気がします。
フォロワーさんのツイートを見た時、僕は昔の自分と合わせていました。
昔の自分にこのことを教えてやれたら、今頃もっと楽になっていただろうなあw
本当は、彼女さんの情緒不安定に悩むフォロワーさんの為に書いていますからね。
僕の経験を書いた記事が役に立つかどうかは分かりませんが、この記事を読んで欲しいし、少しでもフォロワーさんが強く、楽になれたら良いなあと思います。